吉野家・松屋・すき家・なか卯の4つ中で、どの牛丼が筋トレ後におすすめかを紹介します。
安い・早い・美味いの三拍子がそろった僕たちの強い味方『牛丼』。
チェーン店舗数も多く値段もリーズナブルなので僕も週に何回かは必ず利用しています。
ただ筋トレをしてる人にとって気になるのが、その栄養バランス。脂質は多くないか?たんぱく質はしっかりと確保できるか?など食べる前に気になる方も多いはずです。
そこで今回は『吉野家』『松屋』『すき家』『なか卯』4つの人気チェーン店の牛丼の栄養成分を比較して、筋トレ後に食べるのにおすすめの牛丼をランキング形式で紹介します。
トレーニーやダイエッターの方はぜひ参考にしてください。
吉野家・松屋・すき家・なか卯の牛丼の栄養成分を比較
4つのチェーン店の牛丼の価格・各栄養成分をまとめた表は以下の通りです。
吉野家 | 松屋 | すき家 | なか卯 | |
---|---|---|---|---|
メニュー名 | 牛丼 | 牛めし | 牛丼 | 和風牛丼 |
エネルギー(kcal) | 652 | 709 | 733 | 715 |
たんぱく質(g) | 20.2 | 18.8 | 22.9 | 17.4 |
脂質(g) | 20.4 | 23.8 | 25.0 | 18.9 |
炭水化物(g) | 92.8 | 100.6 | 104.1 | 97.9 |
筋肉メシ指数 | 0.990 | 0.790 | 0.916 | 0.924 |
※データは全て並盛で算出しています。松屋はプレミアム牛めしでは無く、無印の牛めしを採用。
なおトレーニーやダイエッターにおすすめの牛丼ランキングを制作する上で基準としたのが、当サイト独自指標『筋肉メシ指数』です。
筋肉メシ指数=たんぱく質(g)/脂質(g)
筋トレ後の食事として「必要最低源の脂質(低脂質)で、たんぱく質が豊富(高たんぱく)」が理想とされているので、こちらの数値が高いほどトレーニーにおすすめの牛丼というわけです。
それでは早速ですが、筋肉メシ指数に基づいたランキングとそれぞれの牛丼の特徴を紹介します。
チェーン店の牛丼の筋肉メシ指数ランキング
4位 松屋・牛めし【筋肉メシ指数0.790】
- 値段…320円
- たんぱく質…18.8g
- 脂質…23.8g
- 炭水化物…100.6g
4つの牛丼の中で最も筋肉メシ指数が低かったのが『松屋・牛めし』。
その数値は0.790でした。筋トレ後に食べるメニューとしてはあまりおすすめできせん。
ただし値段は最もリーズナブルで320円(今300円台前半で牛丼が食べられるのは松屋だけ)。そのため給料日前のサラリーマンにとっては強い味方であることに間違いありません。
また関東地方の松屋では主に質の高いお肉を使った『プレミアム牛めし(380円)』というメニューが販売されていますが、そちらの筋肉メシ指数はさらに低く0.784。ですのでトレーニーの方は松屋で牛めしを食べない方が良いでしょう。
『プレミアム牛めし』と『牛めし』の併売はされていないので、店舗によっては提供される牛めしは異なります。
ちなみに松屋で食べるなら1食で45gものたんぱく質を摂取できる鶏肉たっぷり『ごろごろ煮込みチキンカレー』がおすすめです(筋肉メシ指数1.668)。
3位 すき家・牛丼【筋肉メシ指数0.916】
- 値段…350円
- たんぱく質…22.8g
- 脂質…25.0g
- 炭水化物…104.1g
筋トレ後におすすめ牛丼ランキング第3位は『すき家の牛丼』。筋肉メシ指数は0.916でした。
すき家の牛丼はタンパク質の量が最も多く、その数値は一食あたり22.9gです。ですのでしっかりたんぱく質を摂取できるメニューであることに間違いありません。
ただし脂質の量も25.0gと多いので、脂質をできるだけ抑えたい人は避けた方が良いです。
なおすき家で筋トレ後にリーズナブルに食べるとしたら『とりそぼろ丼』をおすすめします(すき家の筋トレ後におすすめメニューは下記の記事を参照)。
そちらなら1食で31.0gもたんぱく質を確保でき、脂質はたったの11.8gしかありません。しかも値段は350円。とりそぼろ丼は僕たち庶民トレーニーの強い味方です。
僕も外食で何しよか悩んだ時には、とりあえず「とりそぼろ丼」を食べてます。
またすき家で牛丼やとりそぼろ丼以外に筋トレ後におすすめのメニューはこちら(↓)で確認できます。
2位 なか卯・和風牛丼【筋肉メシ指数0.924】
- 値段…380円
- たんぱく質…17.4g
- 脂質…18.9g
- 炭水化物…97.9g
ランキング2位は『なか卯の和風牛丼』。筋肉メシ指数0.924でした。
4つの牛丼の中では、最も脂質が少なく18.9g(脂質が20g以下なのはなか卯のみ)であっさりして食べやすいです。
白ネギや糸こんにゃくなど、他のチェーン店では見かけない具材も入っており、個人的には4つの中で一番好きな牛丼です。
ただしたんぱく質の量が17.4gと少ないので、筋トレ後に食べるのなら『納豆(80円)』や『こだわり卵(70円)』などのサイドメニューを追加するのをおすすめします。
1位 吉野家・牛丼【筋肉メシ指数0.990】
筋トレ後におすすめの牛丼ランキング1位は『吉野家の牛丼』。筋肉メシ指数は0.990です。
たんぱく質はすき家に次ぐ2番目の高さ20.2gながら、脂質は20.4gとなか卯の次に低い数値で、4つの中では高たんぱく&低脂質を実現しています。
しかも炭水化物も92.8gと最も低く、カロリー数も唯一600kcal台と低いです。
炭水化物の量が少ないのも減量中の方にとっては嬉しいポイントですよね。
味は説明するまでのなく美味しい!
4つのチェーン店でトレーニーが牛丼を食べるのであれば、吉野家が最もおすすめできます。
吉野家で牛丼以外で筋トレ後におすすめのメニューはこちら(↓)で確認できます。吉野家は鯖を使ったメニューがおすすめです。
糖質を抑えたい人にはすき家の牛丼ライトがおすすめ
牛丼は脂質もそうだけどご飯が多いから糖質も心配という方も多くいるでしょう。特に糖質制限で体を絞ってる方は、白米を大量に使った牛丼を食べるのは気が引けますよね。
そのような場合には『すき家の牛丼ライト』がおすすめです。
こちらのメニューはご飯の代わりには豆腐が使用してあり、ヘルシーながら牛丼気分が味わえます。また豆腐に合うようにタレにはゆずポン酢を使っています。
通常の牛丼と比較して80%以上も炭水化物の削減されていますので、外食で低糖質のメニュー食べたい方には嬉しいメニューです。
ただし脂質は28.3gと通常のすき家の牛丼(脂質25.0g)よりも高いので、脂質を抑えたい方にはおすすめできません。その点はご注意ください。
【まとめ】筋トレ後のおすすめは吉野家の牛丼
今回は人気チェーン店『吉野家』『松屋』『すき家』『なか卯』の牛丼の栄養成分を比較し、どのお店の牛丼が筋トレ後におすすめかを紹介しました。
味はどのお店もそれぞれ特徴があり美味しいですが、栄養成分的に言えば『筋肉メシ指数』が最も高かった吉野家の牛丼が一番おすすめです。
- 1位 吉野家(0.990)
- 2位 なか卯(0.924)
- 3位 すき家(0.916)
- 4位 松屋(0.790)
お伝えした内容が牛丼を食べる際の、お店選びの参考になれば嬉しいです。
なお今回はあくまでも【筋肉メシ指数】を基準としたランキングであり、味や値段などを評価したものではありません。
先ほどお伝えしたように、牛丼は各店の看板メニューであり開発にも力が入っており、それぞれのお店の特徴があり全部美味しいと思います。
ぶっちゃけ味はどのお店の牛丼も美味しいです!
ちなみに個人的にはなか卯の和風牛丼が一番好きです。あの甘辛く炊いた糸こんにゃくと歯ごたえが少し残った白ネギ、そして牛肉とのコラボレーションはたまりません!
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