恋愛リアリティーショー『バチェラージャパン』。
3rdシーズンの配信終了から、時間は経ちましたがあまりのカオス展開(混沌とした内容)のせいで、今でもツイッターなどのSNSを中心に話題になっています。
バチェラージャパン3rdシーズンは『Amazonプライムビデオ』で配信中です。
ちなみに『ネタバレ』するとここで言うカオス展開とは、バチェラー友永真也さんが劇中で選んだ女性・水田あゆみさんとたったの1ヶ月で別れ、その直後に自分が最後に振った岩間恵さんと付き合ったことです。
番組の企画・主旨を完全に無視した行為でした。これには参加女性・MC陣・視聴者の全員が唖然状態。
「水田さんの気持ちを考えろ!」「だったら岩間さんに告白しろよ!」「最初から婚活パーティー行け!(出演者・岩城ありさ)」と罵詈雑言の嵐。
もちろんツイッターやインスタでも大炎上しました。
ではバチェラー3がこんなにもカオス展開になった原因は、一体誰にあるのでしょう?
3rdシーズンの主要メンバー4人、友永真也さん・岩間恵さん・水田あゆみさん・野原遥さんの一体誰に原因があったのか、その点について考察をします。
1人目・野原遥の罪は完璧すぎたこと
まず1人目は野原遥さん(のはらはるか)。
彼女の仕事は広告代理店で広報。さすが人前に出ることが仕事が中心となる広報だけあって、もうとにかく美人。
MCの今田耕司さんも野原さんの実物を目の前にして「嘘みたいにキレイ!」と、彼女の容姿を大・大・大絶賛しています。
しかもただ単に顔が綺麗というだけではなく、その所作がまぁ美しいのです。
バチェラー3の第1話では、20人の参加女性の中で一番最初に彼女がリムジンから下りてくるのですが、その時の姿勢を正して胸に右手を当てて堂々と前を向くただずまいには僕も一気に引き込まれました。
ちなみにこの右手に手を当てるポーズは、バチェラーファンの間では『野原ポーズ』という愛称で知られています。
さらにバチェラーに選ばれず立ち去るシーンでも、決して涙はみせません。別れを惜しんで泣くバチェラーに対して、「がんばって」とはげます言葉をかけ毅然とした態度でその場を後にします。
会話からも知性も感じられるし、辛い経験(プライベートで大きな事故)を乗り越えた強さも持った女性です。
外見の綺麗さ・振舞いの美しさ・知性の高さ・内面の強さ、それらの全ての兼ね備えた女性。まさにパーフェクトヒューマンと言っていいでしょう。
僕のバチェラー好きの女友達にも野原さんの人気が凄かったです。
https://twitter.com/dantesan2019/status/1191217087928135680
バチェラー自身、野原さんのことを「完璧すぎる理想の女性」と評しました。
ただその完璧さが仇となったのです。友永さんにとって野原さんがあまりにも完璧な女性だったので、彼女に歩み寄れず、踏み込むこともできませんでした。
バチェラーが自分で理想の女性と言うくらいですから、野原さんへの好意は少なからずあったはず。
もう少し彼女が弱さや隙を見せられれば、物語の結末は変わったのかもしれません。
2人目・水田あゆみの罪は優しすぎたこと
続いて2人目は水田あゆみさん(みずたあゆみ)。
元キタ新地のホステスで、今は実家の焼鳥屋さんで働いてる女性。
友永さんが番組内ではファイナルローズ(最後の1本の薔薇)を渡し、意中の相手として選んだ方です。
みなさんご存知の通り、その1ヶ月後に二人は別れることになるのですが…。
彼女はとにかく気が利く優しい女性でした。
友永さんがカクテルパーティーで女性達にお酒を飲まされて、酔いつぶれてるがわかると、そのシャンパンをこっそりジンジャーエールに交換するのです。
しかも自分からは「私がジンジャーに取り替えたから」なんてことは言いません。そのジンジャーエールをライバルである岩間さんに持って行かせるほどお人好し。
おそらく水田さんにとってはそんな気遣いが当たり前だからこそ、イチイチそんなことで恩着せがましくしないのでしょう。
なんと心の優しい女性なんだ!
個人的には彼女と結ばれるのが、友永さんは一番幸せな結婚生活を送れたと思います。
ちなみにバチェラーの家族も父・母・兄の3人全員が水田を奥さんに推薦していたほど。
また彼女が大切にしてる考えの1つが「自分が欲しいものは先にあげなさい」というもの。
その言葉をバチェラー3内でも有言実行しており、友永さんの気持ちを自分に振り向かせるため、ストレートに「好きです」と愛の告白までしてしまったのです。
態度・言葉の両方からも友永さんが大好きですという気持ちと、彼のために尽くせる優しさが伝わってきました。友永さんに対して、無償の愛(アガペー)を与え続けます。
もはやアガペー水田。ホントにバチェラー3において、彼女は女神のような存在でした。
しかしそのあまりに大きな優しさのせいで、友永さんは彼女に甘え過ぎたようです。
言い方は悪いですが、彼女の優しさが友永さんを甘やかし「おれがお願いすれば、あの女はなんだって許してくれる」ぐらい思っていたかもしれません。
そしてバチェラーの収録終了後、友永さんは水田さんを捨て、岩間さんと付き合うことになるのです。
もし水田さんがバチェラーに対して優しいだけの振舞いをせず、彼に厳しい対応を取れていれば物語の結末は変わったかもしれません。
3人目・岩目恵の罪は自分を持たなかったこと
次の3人目の女性は岩間恵さん(いわまめぐみ)。
山梨県のぶどう農家のお嬢さん。今は東京にお住いのようですが、職業は不明です。
友永さんが水田さんを捨て、最終的に選んだ女性が彼女でした…。
岩間さんは瞳はシャインマスカットのように大きくてクリクリ。美人というよりもかわいいという言葉が似合う見た目です。
ルックスだけで言えば、出演者の中で男性人気ベスト3に間違いなく入ります。
僕の周囲でも第1話(エピソード1)を見た段階で、岩間さんを推す声が高かったです。また男性MC陣の今田耕司さん、藤森慎吾さんも番組の前半は彼女を気に入っていました。
MC陣で唯一指原さんだけが、彼女の計算高さを見抜いていましたが。
バチェラーでの指原の女を視る目・洞察力の鋭さに驚かされる。
第1話が終わって今田・藤森が岩間恵を絶賛する中、彼女に対して「あざとい」「しっかり計算するタイプの女」と評してる。ただヤツ呼ばわりまでして、もうすでに岩間恵のことが大嫌いなのは草。#バチェラー3 #バチェラー #指原莉乃 pic.twitter.com/873R8kp3Wi
— だんすけ@バキ好きトレーニー (@dantesan2019) November 1, 2019
友永さん自身もそんな男性の一人で、もう最初からずっと岩間さんが好きという状態。
ただ岩間さん自身がどうかというと、番組の前半こそ友永さんを好きだったようですが、終盤になるに従い「男して好き」という感情が徐々に薄れていきます。
その結果、第10話ではハッキリと友永さんに「人としては好きなんだけど、これって恋愛感情かと言われると違和感がある」と伝えたのです。
あなたを恋愛対象としては見ていないと言われ、友永さんは地獄に落とされた気持ちだったでしょう。
そして前述したように、好きだった岩間さんをあきらめて水田さんを選ぶのです。
が、その後に水田さんと別れたバチェラーから言い寄られ、最終的に岩間さんは友永さんと付き合います。
いやいや、感情がブレブレじゃありません?
恋愛対象として見れなかったのに、水田さんのモノになったら急に彼の価値を感じたの?
これには僕もドン引きでした…。
もし岩間さんが自分をしっかりと持って、番組内で決断した気持ちを変えずにいられたらこんな結末にならなかったでしょう。
なお岩間さんがバチェラーと付き合うことに決めた理由については、次の考察しているのでよかったらご覧になってください。
4人目・友永真也の罪は岩間恵を好きになりすぎたこと
最後の4人目は友永真也さん(ともながしんや)。
本作『バチェラー3rdシーズン』の主役のバチェラー。学生時代にフランスに留学した経験を活かして、今はフランス雑貨の輸入代行業をされています。
友永さんの会社が輸入代行している『SILA PARIS(シラ)』の腕時計がこちら(↓)です。
スタイルは良く見た目もシュっとしていたので、当初MC陣からは最強のバチェラーとも評されたほど。
ただフタを開けてみたら、自分が最後に下した結論をひっくり返すとんでもバチェラーでした…。
そもそもどうしてそんなことになったのか?それはバチェラーがあまりにも岩間恵さんを好き過ぎたからです。
もう1話目から目がハート状態。ファーストインプレッションローズも、デートでの最初のサプライズローズも彼女に渡します。
さらに友永さんの家族(父・母・兄)が「結婚相手には水田あゆみさんがいい」と言うと、「おれの結婚相手なんだから、おれが好きに決める!」とブチギレる始末。
しかも家族に誰が結婚相手にふさわしいと思う?と家族に聞いたのは、友永さんから。
彼としては大好きな岩間さんと言われたかったのでしょうが、思い通りの答えが返ってこないからと言って怒るとか、もう滅茶苦茶です。
ただそのくらい岩間さんが大好きで、彼女に対して「非モテコミット」しており、周りが見えない状態になっていました。
『非モテコミット』とは恋愛工学用語の1つであり、1人の相手の女性しか目に入らなくなること。この状態になると女性から好きになってもらうのはほぼ不可能です。
恋愛工学の基本は『ぼくは愛を証明しようと思う。(著:藤沢数希)』なら、物語形式で学ぶことができます。
アマゾンが提供している『Audible(オーディブル)』でも「ぼくは愛を証明しようと思う。」が配信中。
最初の1冊は無料で試せるので、小説を読むのは面倒くさい、ながら耳読書したい、プロの朗読で耳から楽しみたいという方はそちらがおすすめです。
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そして思いは告白後も消えることなく、結局は番組の主旨を無視して水田さんを振り、最終的に岩間さんと付き合ったのです。
これも全て友永さんが岩間さんを好きになり過ぎたせい。
もう少し自分の感情をコントロールできる成熟した男性であれば、こんな結末にならなかったかもしれません。
【まとめ】バチェラー3・カオス化の一番の原因は友永真也
主要メンバー4人について、僕が感じた罪を詳しくお伝えしました。
野原さん、水田さんの二人の罪については、正直かなりのこじつけ感はありますが…笑
お二人ともすごく素敵な女性だったので。
では4人の中で、バチェラー3カオス化の一番の原因は誰にあったのか?
僕が最大の原因だと感じるのは友永真也さんです。
彼が今回のカオス化を引き起こした張本人だと断言します。
そもそも岩間さんが大好きだったのであれば、たとえ振られとしてもファイナルローズを彼女に渡せば良かっただけです。
また岩間さんではなく水田さんと一緒になりたいと一度でも思ったのであれば、その気持ちをしっかり貫いてほしかったです。
「岩間さんにローズを渡して振られる」あるいは「水田さんとそのまま幸せになる」、どちらかの結末であればこんなカオスエンドになりませんでした。
事実、水田さんを選んだ時点では視聴者・MC陣共にバチェラーの選択を称えましたし、みんなが二人をお祝いし彼らの幸せを願っていたくらいです。
にも関わらずその答えをひっくり返したのですから、カオス化の原因の張本人は友永さんと言わざるを得ません。
ただそれだけ彼にとって岩間さんへの想いが強すぎたのでしょう。そしてそれを物語る証言が友永さんの知人からツイッターに投稿されました。
ツイート主は6年間に渡り、友永さんの教師をしていて現在も交流がある保井円さん(やすいまどか)。
彼によるとやはりバチェラーは、岩間さんに一目ぼれをしてそれを親しい友人に漏らしていたとのこと。
友人に打ち明けるぐらい彼女が大好きで、その気持ちをどうしても捨てきれなかったのだと思います。
正に岩城ありささんトークショーの最後に述べたコメント『人間してるなぁ』ですね。自分の感情に正直な人間味が溢れすぎてしまったバチェラーでした。
ちなみに岩城さんは友永さんにグーパンをかました、こちら(↓)の女性です笑
\ #バチェ会 で語りたいシリーズ /#岩城ありさ バチェラーへ熱烈な想いの伝え方👊❤️#バチェラー見てる人と語りたい#バチェラーお気に入りシーンを教えて💗#バチェラー3#バチェラー pic.twitter.com/1rmwHuldFT
— バチェラー・ジャパン【公式】Amazon (@BachelorJapan) September 24, 2019
あとここまで周りと掻き乱して、結ばれた二人なのですから、せめて幸せにはなって欲しい!
色々思う点はありますしバチェラーファンとして言わせてもらいましたが、僕もそれを願っています。
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