MRGの可変式ダンベルを実際に使ってみてわかったメリット・デメリットを紹介します。
ダンベル付属のダイヤルをカチャカチャ回すだけで、簡単に重量を変えられるMRG(メーカー名)の『可変式ダンベル』。
自宅で筋トレをしているホームトレーニーなら、必ず購入を検討する筋トレグッズの1つのはずです。僕も以前から欲しかったのですが、先日ついに40kgタイプのMRG可変式ダンベルを購入しました。
そして購入から約1ヶ月間に渡ってほぼ毎日そのダンベルを使ってトレーニングをして、可変式ダンベルの良い点・悪い点がわかってきました。
そこで今回の記事ではMRGの可変式ダンベルを実際に使った感想、メリット・デメリットをお伝えします。
可変式ダンベルの購入を検討している方や、使用者の本音の口コミを知りたいという方には参考になる内容ですので、ぜひチェックしてみてください。
MRGの可変式ダンベルの基本情報
MRG可変式ダンベルの基本情報を紹介します。
40kg | 24kg | |
---|---|---|
画像 | ||
Max重量 | 40kg | 24kg |
Min重量 | 5kg | 2.5kg |
調節レベル | 17段階 | 15段階 |
実売価格※ | \37,000 | \25,000 |
※ 2個セット(ペア)でのダンベルの実売価格です。
上記の表の通り、ラインナップとしては最大重量が24kgと40kgの2種類があります。
24kgダンベルの方は2.5kgから24kgまで15段階、40kgダンベルの方が5kgから40kgまで17段階で重量調節が可能です。
ちなみに僕が買ったのは40kg重量のダンベルセットです。
どうして24kgではなく、40㎏の重量を選んだのか?その理由については後述しますね。
MRG可変式ダンベルが届いた様子【ダンボールがかなりデカい!】
注文した40kgダンベルが届いた様子がこちら。
とにかくデカいダンボールがダンベル1個につき2箱届きます。つまりペアのダンベル(2個)を購入すると、合計でダンボールが4個届くことになります。
注文する際は、ダンボールを置くスペースの確保を忘れないようにしましょう。
そしてダンボールを開けると、「取り扱い説明書」「シャフト(本体)」「プレート」「設置台」が入ってます。
ドライバーやレンチを使って組み立てる必要がありません。設置台にプレートを置いて、上からシャフトを乗せれば準備OK。すぐに使用ができるので、家具の組み立てなどの苦手な方でも大丈夫です。
MRG可変式ダイヤルの重量の変え方【ダイヤルを回すだけ】
続いてMRGの可変式ダンベルで、どのように重量を変える方法について説明します。
やり方はすごく簡単で、ダンベル本体を設置台に上に乗せて、シャフトについてるダイヤルを希望の重量に回す。たったのこれだけです(回してる様子は下記動画を参照)。
静かにしろい、この音が…オレを甦らせる。何度でもよ#筋トレスラムダンク pic.twitter.com/IC4kgWV3As
— だんすけ@自宅トレーニー (@dantesan2019) July 2, 2019
例えば20kgに重量設定したいのであれば、左右にあるダイヤルのどちらも「20」に合わせます。40kgならダイヤルを「40」にすればOKです。
そのようにダイヤルをカチャカチャ回すだけで重量を変えられるので、時間にして5秒もかかりません。
やってみるとわかりますが、本当にダイヤルを回すだけなのでめちゃめちゃ簡単ですよ。
24kgではなく40kgタイプが絶対におすすめ
先ほどお伝えしたように、MRG可変式ダンベルには最大重量が「24kg」と「40kg」の2種類がありますが、おすすめなのは間違いなく40kgタイプ。僕もそちらを購入しました。
その理由は1年間もしっかりとトレーニングしていれば、すぐに24kgを超える重量を扱えるようになるからです。
24kgタイプを購入していた場合、そこで物足りなくなっても重量のみを付け足すことはできません。また新たに40kgの可変式ダンベルを買い足す必要があります。それではもったいないですよね。
「でも40kgなんて重さ、とてもじゃないけどまだまだ扱えない…」と思う方もいるでしょう。しかしこのダンベルは可変式。
5kg、7kg、9kg、11kg、13kg、15kg、18kg、20kg、22kgと細やかな重量設定が可能です(5kg-40kgまで17段階)。そのため5kg以上のダンベルでトレーニングできる方なら、問題なく扱えます。
40kgダンベルと24kgダンベルは、実売価格で1万円ほどしか変わりません(1個あたり価格差は5千円程度)。そのだけの価格差なら少しだけ奮発して、40kgを買うべきだと僕は考えます。
あとから40kgを買い直すのはめちゃくちゃもったいないですから、将来を見越して始めから40kgダンベルを購入するのがおすすめです。
可変式ダンベルのメリット・良い点
続いて実際にMRGの可変式ダンベル使ってみて感じた、メリット・良い点を紹介します。
置き場所にスペースをほとんど取らない
一般的なダンベルだと重量用のプレートがバラバラになるので、保管に場所をすごく取ります。
自室のトレーニングスペースに5kgや2.5kgのプレートが、散乱した状態は決して美しい光景ではありません。そんな整理整頓が行き届いていない空間ではトレーニングする気持ちも萎えてしまいます。
しかしMRGの可変式ダンベルなら、設置台に重量プレートを配置できるのでスペースをほとんど取りません。しかも見た目もカッコいい!
ちなみに設置に必要なスペースは1個あたり、横幅27cm×縦幅46cmとめちゃくちゃコンパクトです。
筋肥大に効果のあるドロップセットを簡単にできる
一般的なダンベルは重量を変更する時に、固定用パーツのネジをくるくる回して外す→プレートを付け替える→固定用パーツを再びつけるという手順が必要。
どれだけ急いでやっても2つのダンベルの重量を変えるのに、2分程度(1個あたり1分)はかかるはずです。それが億劫になって、ドロップセット法※のような筋肥大しやすい(追い込みやすい)トレーニングをするのは難しいです。
※短いインターバルで徐々に重量を下げていくトレーニング内容。ドロップセット方が筋肥大に効果があることは、2018年の日本体育大学での研究でも証明されている。
【参考文献】ドロップセット法と筋肥大の関係
一方、MRGの可変式ダンベルなら1個あたり5秒、2個合わせても10秒で重量を変えられます。そのようにスムーズに重量を変更できるので、ドロップセット法をトレーニングに簡単に取り入れることが可能です。
1年間の製品保証があるので安心
MRGの可変式ダンベルは重量を変えられるメカニカルな機構なため、使用している内に製品が故障しないか?初期不良はないか?などの心配をされる方も少なくないはずです。
決して安い商品ではありませんので、そのような不安を感じるのは当然です。
しかし本製品には1年間の製品保証が付いています。そのため通常使用における、製品の故障や不良については製品保証が適応されるので安心して使用できます。
なお保証期間については販売側で全てデータ管理しており、保証書などは付属していません。
表記重量と実際の重さ合っていない点はイマイチ
MRG可変式ダンベルのイマイチな点(デメリット)を挙げるとすれば、表示されている重量と実測した重量が完全に一致していないという点です。
例えば、ダイヤルを40kgに合わせても実測した重さは37kgのようにです。
この点について気になる方もいるでしょうから、実際に僕が購入した可変式ダンベルの各重量を、ヘルスメーターで実際に測定した重さを表にまとめました。
■表記重量と実測重量の比較
設定重量 | ダンベルA | ダンベルB |
---|---|---|
40kg | 37kg | 37kg |
38kg | 35kg | 35kg |
36kg | 33kg | 33kg |
34kg | 31kg | 31kg |
32kg | 29kg | 29kg |
29kg | 27kg | 27kg |
27kg | 25kg | 25kg |
25kg | 22kg | 22kg |
22kg | 20kg | 20kg |
20kg | 18kg | 18kg |
18kg | 16kg | 16kg |
15kg | 15kg | 14kg |
13kg | 12kg | 13kg |
11kg | 10kg | 10kg |
9kg | 8kg | 8kg |
7kg | 6kg | 6kg |
5kg | 4kg | 4kg |
上記表の通り表示重量とは実測重量とは最大で3kgの差があることがわかります。そのため正確な重量でトレーニングしたいという方には、本ダンベルおすすめはできません。
ただ僕の場合は別に重量を競うようなスポーツや競技をしているわけじゃ無いですし、誤差があるにせよ重量を大きく設定すればその分ダンベルが重くなるので、特に気にせず使用しています。
可変式ダンベルのみんなの口コミ
ネット上で可変式ダンベルを使用している方の口コミをまとめました。
スペース的には重量可変式のダンベルが最高かな。これは40キロまでのもので僕の愛用品です。 pic.twitter.com/fxkBM60I72
— ひのっち (@powerhinotti) February 2, 2019
すげぇいい買い物した!
可変式ダンベルはいいねぇ! pic.twitter.com/CuzaaJFo6L— masa (@2heartsww) June 27, 2019
今日は雨がすごいので、家で肩トレしてます。
可変式ダンベル最高〜!! pic.twitter.com/KNiOaB05ZC
— かんぴーち (@kanpeach_) June 10, 2019
上記のように多くの方が製品に満足しており、ホームトレーニーからの評価はかなり高いです。
可変式ダンベルをおすすめする人・おすすめしない人
可変式ダンベルをおすすめする人
- 自宅でしっかりとダンベルトレー二ングしたい方
- ダンベル設置スペースはできるだけ
- 簡単に重量変更してトレーニングしたい方
自宅でドロップセット法で筋肉を追い込みたい方には本当におすすめ。
僕も可変式ダンベルを購入してから、あきらかに自宅トレの質が向上したと感じています。
可変式ダンベルをおすすめしない人
- ダンベルの重量が正確でないと嫌な人
- 自重トレーニングしか興味がない人
- 自宅でトレーニングをしない人
自重トレーニングしか興味ない人や、高重量で筋肥大を目的とした筋トレはしないという方は必要ありません。
もし高負荷のトレーニングをしたくなったら、そのタイミングで購入を検討しましょう。
【まとめ】ホームトーレニーにはおすすめのダンベル
今回はMRG可変式ダンベルについて、メリット・デメリット、利用者の口コミを詳しく紹介しました。
僕も購入してからはほぼ毎日愛用していますが、この可変式ダンベルとインクラインベンチを使いだしたからは、ホームトレーニングの質が明らかに向上にしました。
重量を簡単に増やせるので、『漸進性過負荷の原則(読み方:ぜんしんせいかふかのげんそく)』に従いトレーニングの度に負荷を高められますし、『ドロップセット法』で簡単に筋肉を追い込こめます。
自宅で筋肥大を目的とした筋トレをしたい方には、ガチで使い勝手の良いトレーニングアイテムです。
デメリットとしては『表記している値』と『実際の重量』とに差があることですが、別に重さを競う大会にでるわけではないので、僕はそれほど気になりませんでした。
そのデメリットよりも省スペースで設置ができて、ものの5秒で重量を変えられるメリットの方が格段に大きいと感じています。
ジムだけでなく自宅でも本格的にトレーニングがしたい、あるいは僕のようにジムへ行かずに家トレがメインという方には、おすすめですのでぜひチェックしてみてください。
買ってよかった満足度の高いダンベルでした。全ホームトレーニーにおすすめしたいアイテムです。
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