バチェラージャパン3rdシーズンのネタバレありの記事です。
ネタバレはイヤだ!という方はご注意ください。
恋愛リアリティーショー「バチェラージャパン」
3rdシーズンの配信はすでに終了したのですが、企画の主旨をあまりにも無視した悪い意味でめちゃくちゃな展開に、今でもバチェラー民(バチェラーファン)の間で議論は続いています。
バチェラージャパン3rdシーズンは『Amazonプライムビデオ』で配信中です。
特に問題となったのがバチェラー友永真也さんの番組終了後の行動。
ファイナルローズを渡す相手として選んだ水田めぐみさんとたった1ヶ月であっさりと別れ、自分が振った岩間恵さんとすぐに付き合うのです。
もうあまりにも自分本位でわがまま過ぎる…。
番組収録前に彼が述べていた「バチェラーたるもの、素直であれ、誠実であれ、謙虚であれ」という言葉。
どうやら真也が言う素直さとは、ただの自己中のワガママだったようです。
まぁそこが彼の大きな魅力でもあり、おかげで観ている視聴者として、たくさん楽しませてもらいましたが笑
そんな真也はバチェラー3の劇中で数々の名場面(迷場面?)を見せてくれました。今回はそれらの中で、バチェラー3を全話視聴(すでに2周目)した僕が特におすすめの迷シーンベスト5を紹介します。
5位 ぬるぬるマッサージでニヤニヤの真也
5位はエピソード3(第3話)、グアムの海でのグループデートの場面。
海デートらしく、バチェラーと女性達がみんな水着。中には刺激的にスタイルの方も。
ここで参加女性の一人である加賀美碧さん(かがみあおい)さんが、真也に対してあるアプローチを仕掛けます。
それは水着でのオイルマッサージ!
2人キリになったところで加賀美さんがバチェラーに対し、ぬるぬるマッサージをするのです。
上述したように二人とも水着のスタイル。加賀美さんに至っては、面積が小さめのビキニスタイルでかなり刺激的です。
マッサージでは真也が仰向け(上向き)で寝そべり、それに加賀美さんがまたがるポジション。
これには真也の真也がバチェラージャパァァァアン!だったはず。
加賀美さんは腹筋を素手でオイルマッサージしながら、「めっちゃ筋肉あるじゃん!ヤバい!ドエロいです!」とほめちぎり、最終的には真也の胸や乳首をマッサージしちゃいます。
それに対して真也も「めっちゃ楽しかった」ニヤニヤデレデレで大満足の様子。
一体、僕は何を見せられているのでしょう…。
ちなみにその回のローズセレモニーでは、オイルマッサージであんなに良い感じだった加賀美さんをバッサリ落とします。これには爆笑しました。
その際に落とされた加賀美さんのコメントが「がんばり方を間違えました」。
自己分析ができていて、たいへん優秀な女性ですね笑
4位 フランスのレストランで恵にクッソ舐められる真也
4位はエピソード10(第10話)、フランスでの岩間恵さん(ブドウ農家)との食事デートの場面。
ここでの真也がめちゃくちゃカッコ悪かった…。
僕はバチェラー1st-3rdシーズンまで全話視聴していますが、バチェラーが最もカッコ悪かったデートと断言できます。
お相手の女性の岩間さんに、バチェラーが終始舐められっぱなしなのです。
せっかく真也の留学先のフランスでのデート、仏語を話してカッコよく見せることもできたろうにそのアドバンテージを彼は全く活かせませんでした。
食べた料理の感想を真也が「苦味があって」と言うと、見下した表情で「酸味ね、酸味!」と強く否定する岩間さん。
そもそも真也が食べた料理の感想を自分で言ってるんだから、なぜこの人は否定するの?と思いますが…。
そして味の感想を否定された真也が「ごめん」と謝ると(お前もなぜ謝る?)、「ヤバくないそれ!」と今度はバカにしたような半笑の表情。
ここまでバカにされると思ってなかったのか真也は冷や汗ダラダラ。バツが悪そうに作り笑いを浮かべて、何度も額の汗を拭う仕草を見せます。
この時の姿がまぁカッコ悪い…
こんなバチェラーを僕たちファンは見たくなかったよ!
岩間さんから飼い犬(ペット)レベルの扱いを受けて舐められっぱなしなのに、よく彼女を好きでいられるなと逆に感心する真也の「非モテコミット」ぶりがよくわかるシーンでした。
ちなみにこの後、真也は岩間さんから「男して好きじゃない」と暗に言われ、完膚なきまでコテンパンに振られます…。
好きでもなんでもない真也が相手だから、岩間さんもあんな舐め腐った態度を取ったのでしょうね。
女って怖い…。
3位 カナヅチ女子を沼ダイブさせる真也
3位はエピソード4(第4話)、グアムデートでの2on1デートの場面。
ちなみに2on1デートはバチェラージャパンの名物になってる企画。女性2人とバチェラーがデートし、どちらか一人がローズ(薔薇)を貰い勝ち残りが決定し、選ばれなかった方はここで強制帰宅となります。残酷なデートイベントです。
ここで2on1デートに指名されたのは、金子実加さん(京都歌手)と中川友里さん(金髪DJ)
ここで真也は「天然のプールに行こ」とグアムの『沼』に2人を連れ出します。
およそ5mほどある高さの岩場の下にあるわりと深めの沼。
岩場に立つ3人。そして真也が二人に対して言うのです「じゃあ飛んじゃおか?」と。
ちなみに中川さんはカナヅチ、金子さんは高所恐怖症。
そんな二人に「飛んじゃおか?」の一言は、鬼畜の所業。サイコパス真也が爆誕した瞬間です。
ただ2人の内、中川さんは真也からローズを貰うためにカナヅチにも関わらず、勇気を出して沼へ飛び込むのです。
もう明らかに精神的に追い詰められているのがわかり、観ているこちらが辛くなってきました。
これがバチェラーファンの間で語り継がれる、グアムの伝説「沼ダイブ」です。
ちなみに中川さんはこの沼ダイブの影響で、不安障害と精神障害を発症したとコメントしています。
沼ダイブの後遺症、恐るべし…。
なお真也は笑いごとでは済まされない仕打ちを女性にしておきながら、「まさか本当に飛ぶとは思わなかったですね」と笑顔で言う始末。
サイコパス真也こわいよぉ…。
いやいやさすがにその態度はあかんし、飛ぶとは思ってないんだったら最初からやらすな!
中川さんの体調が1日でも早く回復しますように…。
2位 家族にブチギレる真也
2位はエピソード9(第9話)、バチェラー家族と勝ち残った3人の女性とのご挨拶の場面。
正直1位にするか、本気で悩んだ素晴らしい迷シーンです。
家族と対面した3人は岩間恵さん(ブドウ農家)、野原遥さん(広告代理店広報)、水田あゆみさん(キタ新地の元ホステス)。
そして彼女達との挨拶を終えた家族三人(父・母・兄)に対して、真也は「三人と会ってみて、(誰と結婚するのが良いか)正直な意見を聴きたい」と尋ねます。
それに対して家族の答えがこちら。
兄「(水田)あゆみさん」
母「(水田)あゆみさん」
父「(水田)あゆみさん」
なんと満場一致で家族の支持は「水田あゆみさん」だったのです!
ただ真也が三人の中で大好きなのは「岩間恵さん」。
自分の意中の女性を家族の誰一人として、言ってくれない…この結果に真也が突然のマジギレモードに入ります。
「おれは自分の結婚相手を家族に決められるつもりはサラサラ無い!」
「おれは結婚したい人と結婚する!」
「人を比べること自体まずちゃうし!」
自分から家族に意見を聞いておいて、思い通りの答えが返ってこなかったら怒るとかもうめちゃくちゃ。とても成熟した大人の男の対応とは思えません。
この真也の発言に対して家族3人が「どーぞどーぞ」とダチョウ倶楽部ばりのリアクション笑
真也のたしなめ方も皆さん理解されていて、彼は普段からこんな感じなのでしょうね。
ご家族は立派な大人達ばかりで安心しました。
あんな素敵なファミリーから、どうしてこんなにわがままなでだらしない息子が育ったのか…。
1位 めぐみーめぐみーと叫び続ける真也
1位はエピソード10(第10話)、最後のローズセレモニーの場面。
名セリフ『めぐみーめぐみー』が誕生した迷シーンです。
ローズセレモニーの直前に真也は大好きな岩間さんから男として好きじゃないと暗に言われ自信を無くしたのか、自分のことをハッキリ「好きです」と言ってくれた水田あゆみさんに告白。
ファイナルローズ(最後の1本の薔薇)を彼女に渡して、二人は結ばれるのです。
ただここからの真也の態度がまぁ女々しいったらありゃしない!
自分が選んだ水田さんをそっちのけで、岩間さんの元へ行って彼女に抱きつき、「ずっとほんまに好きでした」と愛の告白。
いやいや、好きなんやったら玉砕覚悟で岩間さんに告白しろよ!
もう未練タラタラでほんとに男らしくなさすぎる!
しかもリムジンで立ち去ろうとする岩間さんに対して「めぐみー!めぐみー!」と彼女の名前を大声で呼び続けます。
その時、ファイナルローズは受け取った水田さんは完全放置状態。
しかも名前を呼ばれている岩間さんは真也を完全に無視して、こちらを振り向きもしません。
告白されたはずなのに放置される水田さん、告白相手そっちのけで自分が振った岩間さんをなぜか追いかける真也、彼のことを空気の如く完全に無視する岩間さん。
もう状況がシュール過ぎて意味がわかりません。まるでキューブリック映画を見せられているような難解さ。
間違いなくバチェラー史に残るであろう迷シーンでした。
にしてもどれだけ岩間さんのことが好きなんでしょう。これはファイナルローズを渡した水田さんをあまりにもバカにする行為。
とは言え、これで二人が幸せになれば僕も文句は無かったです。
しかしみなさんご存知の通り、二人は結局別れ(真也の身勝手が原因)、真也は岩間さんに告白して付き合います。
「いやだったら最初から恵に告白しろよ!」とバチェラー視聴者全員ツッコむ、とんでもない展開のラストとなりました。ちゃんちゃん。
まとめ
今回の記事ではバチェラーファンの僕が選ぶ、3rdシーズンでの真也の名(迷)シーンベスト5をご紹介しました。
なおここではお伝えできなかったですが、次のような迷シーンもありました。
- 田尻さんの実家の工場にドヤ顔で真っ赤なフェラーリで乗り付ける
- 岩城ありささんにグーパンで殴られる
- オムライスとスープを間違える
- もうバラ渡されへん
なお本文中では真也に対する文句もつらつら書きましたが、見ている側としてかなり楽しませてもらったので、そこは評価しています。
男してはあまりにも残念なところが目立ちましたけどね。
「バチェラーたるもの、素直であれ、誠実であれ、謙虚であれ」と自信満々に述べていたあの時の真也はどこに行ったのでしょうか…。
とは言え、バチェラー3自体は恋愛ショートとしてすごく面白く楽しめる作品なので、ぜひご覧いただきたいです。
バチェラージャパン3rdシーズンは『Amazonプライムビデオ』で配信中。
コメント
この記事めっちゃ笑いましたw